KINEFX

KineFX は キャラクタモーションの制作・操作のためのプロシージャルなアプローチです。Houdini 19では、モーションキャプチャのリアルタイム取り込み、強力なモーション編集ツール、物理のネイティブ対応に焦点が当てられています。

KineFX が完成した暁には、ダイナミック・リギングのための完全なフレームワークと、それを活用するための新しいアニメーション環境が含まれます。私たちは、そのすべてを実現するために忙しく働いています。

Motion Blending

KineFX には強力なスケルトンブレンディング機能があり、モーションキャプチャ、キーフレームアニメーション、セカンダリーモーション、ラグドールエフェクトを1つのクリップにまとめることができます。

Skeleton Blending
Motion Clips and Physics
Ragdolls
Secondary Motion

Secondary Motion

モーションクリップにラグやオーバーシュートを追加しセカンダリーモーションを作ることができます。また、ラグドールの物理現象を利用して、シミュレーションによるリグの操作も可能です。これらのエフェクトはリグにブレンドされ、最終的なシーケンスとしてエクスポートできます。

Motion Capture

モーションキャプチャやフェイシャルキャプチャが KineFX に直接ストリーミングできるようになりました。Houdini 19は幅広いモーションキャプチャソリューションに対応、その結果を KineFX ツールセットを使ってキャラクタにリターゲットすることができます。

Mocap Stream | Xsens
Facial Capture | Faceware


Extract Key Pose

KineFX にモーションキャプチャを取り込むと、非常に高密度なデータを扱うことになります。Extract Key Pose を使えば、モーションの精度を維持したまま、クリップをより少ないポーズ数に減らすことができます。これにより、セカンダリーモーションの追加が容易になります。

Export Motion

Houdini にモーションが取り込んだのち、他のアプリケーションと共有したいと思うことがよくあるかもしれません。Live Linkを使用して Houdini の KineFX から Unreal にモーションをストリーミングしたり、シーケンスを GLTF でエクスポートすることもできます。

Unreal
GLTF


Animation Controls

KineFX のリギングツールは進化し続けており、Houdini 19では Attach Joint Geometryノードによりリグにコントロールジオメトリの追加が容易になりました。このノードは、ビューポートからの操作でリグにコントロールを素早く追加できるようにしています。

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