KARMA RENDER

Houdini 19 では、CPU 版 Karma は製品として完成、アーキテクチャの差異が許容する限りで、Mantra の機能セットと一致するようになりました。また、Houdini 19 には Karma XPU への早期アクセスが含まれています。

Karma XPU と CPU は MaterialX シェーダにも対応、 VOP コンテキスト内でノードの構築が可能になりました。

KARMA CPU

Karma CPU 版は実制作対応となり、速度、メモリ使用量、精度のどれにおいても、すべてのレンダリングの要求に耐えることができるレベルに達しています。新しいRender ROP を使って Mantra で行っていたように作業を行ったり、アセットをSolarisに持ち込んで、より完全なUSDベースのライティングワークフローを実現することもできます。また、Karmaは Hydra デリゲートとして使用も可能で、 USD View などの他のアプリケーションでも使用可能です。

Karma CPU
Karma in USD View
Mallah character and rendering courtesy of Encore VFX

Karma XPU | Alpha

Karma XPU は新しいレンダリングエンジンで、GPU と CPU の両方で動作し、高速に結果を得られるようにします。アルファテスト用にリリースされ、皆様からのフィードバックにより、急速に進歩することが期待されています。

Interactive Viewport Rendering
Rendered with XPU

SHADERS | MaterialX

2012年に Industrial Light & Magic 社より発表された MaterialX は、リッチマテリアルやルックデベロップメントコンテンツを表現するためのオープンスタンダードであり、Karma CPU と XPU の両方でサポートされており、プラットフォームに依存しない記述や、アプリケーションやレンダラ間での交換を可能にします。

MaterialX Shaders
Shader Building in VOPS

KARMA | HAIR & FUR

新しいヘアシェーダは、Karma CPU と XPU の両方で動作、 Karma XPU ではグルーム評価のための高速レンダリングを提供し、Karma CPU では最終レンダリングのための完全な機能セットを提供します。

Karma CPU/XPU
Realistic Groom
3D Model by Ten24 / Grooming and Animation by Andriy Bilichenko

KARMA | Licensing

Karmaは、Houdini 内部でも、また Hydra デレゲートとして他のUSDベースのアプリケーション内部で動作するようになったため、Houdini Core と FX にはライセンスを無料で提供、追加ライセンスは有料にする予定です。

この新価格は2023年1月1日より適用されます。それまでは、Mantra から移行のために、無料の Karma トークンが利用可能です。

日本円価格は現在調整中です。

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