KARMA XPU

Karma XPU は実制作に対応しており、Material Linker、Material X ギャラリー、ショットのクローンといった、新しい Solaris ツールと連係します。

実制作対応

前回のリリースでは、Karma のレンダリングを GPU の処理速度で実行できるようになりました。本バージョンの Karma XPU は、主要領域の機能が Karma CPU と同等になったことで実制作での使用が可能となり、さらには Solaris のルック開発やライティング環境との高い親和性も備えています。

Parity with Karma CPU

Uniform Volumes
Tumblehead

Volume Snow
Thomas Klyhn Christensen

Karma XPU Highlight Reel

XPU の機能

以下、新機能の一部です。これらの機能により、Karma XPU が Karma CPU と同じレベルに引き上げられました。

ラウンデッド・エッジ/ダートマップ

Deep Images

ポイントクラウド

Cryptomatte

Physical Sky Light

Portals on Dome Light

Geometry Lights

IES Lights

高解像度テクスチャ

Light Filter シェーダ

ベジェ曲線

ファーマテリアル

テクスチャ自動最適化

Uniform Volume Geometry

Pyro Shader for Volumes

Evictionによる要求に応じたテクスチャ読込

Absorption and Nested Dielectrics

HdCoordSystem support for shaders

ACES: Texture Color Space

インスタンスごとのプロパティオーバーライド

Render Stats

制作の現場で大きな判断を下す時は、レンダリングに関するどのような情報も役に立つものです。 今後は重要な情報が、Houdini および Karma から Render Stats パネルや詳細な HTML レポートへ送られるようになります。

Materials & Textures

Karma XPU では、シーンのシェーダ構築に Material X が使用されています。Solaris の Material Linker を使えば、マテリアルギャラリーにアクセスし、インターフェースでのドラッグ&ドロップで適用が可能です。

Material Linker | Gallery
 Room Map
Hextile

Solaris Clone Workflow

Solaris でのレンダリングの際に、異なるカメラやショット、さらにはタイムライン上の複数地点をクローン処理できるようになりました。作成したクローンはローカルやレンダーファームでレンダリングでき、スピーディな並行処理によってシーンでメインとなる要素を迅速に評価できます。

Clone Cameras

Clone Shots

Clone Time

KARMA & SOLARIS の機能は以下の製品に実装されています:

 Houdini CORE     |       Houdini FX     |      Houdini Indie     |      Houdini Education     |      Houdini Apprentice


製品比較