what's new

Houdini 17.5

Houdini 17.5 には PDG を搭載、SideFX のプロシージャルアーキテクチャを強化、タスク分散と依存関係管理による、映像制作やゲーム・VR 開発などのコンテンツパイプラインの拡張、自動化、分析を可能にします。さらに、FLIP Fluid、ボリューム、破壊ツールなど主要機能が強化されています。

H17.5 WHAT'S NEW

H17.5 発表イベント

TOPS/PDG

Procedural Dependency Graph

TOPs は Houdini に追加された PDG 技術で、 TOP ノードは Houdini のあらゆる部分とシームレスに統合できます。 これにより、 PDG の力を FX ワークフローにもたらしますが、それは FX だけに限定されません。 ゲーム開発やモーショングラフィックス、その他のワークフロー、また Houdini Engine などの技術と同様に、恩恵を受けます。

FLIP 流体

分散シミュレーション

より広大なシミュレーションを簡単に作成できるように、狭帯域とホワイトウォータシミュレーションでも分散が可能になりました。

                          

狭帯域

                          

ホワイトウォータ

Artwork by Andriy Bilichenko

VELLUM

コンストレイン

VELLUM による作業時に、より多くのコントロールを可能にするために、頂点単位のコンストレインとファイバ・コンストレインが Houdini に追加されました。

頂点単位コンストレイン

頂点単位クロス

ファイバコンストレイン

ボリューム

GPU 加速

ボリュームがGPU 加速され、ビューポートで評価可能になったことで、炎、煙、雲などをレンダリングに送る前にクリエイティブな決定が簡単にできるようになりました。

Artwork by Igor Zanic

モデリング

選択と計測

Houdini の一般的なモデリングツールにも新選択オプションなどの追加、そして Measure SOP が改良されました。

選択

MEASURE (計測)

インタラクティブ

RBD コンストレイン

破壊ショットの作成にはコンストレインの適切な設定が重要ですが、Houdini 17.5 ではこれが容易になり、インタラクティブに作成したり、設定を簡単に調整できるようになりました。

さらに多くの改良

シェーダ同等性
Houdini の Principled シェーダに調整が施され、Mantra でのレンダリングや他のアプリケーションのビューポートでのマテリアル表示方法により密接に一致するようになりました。

MULTI-OUTPUTS
複数の出力のあるノードでは、2次出力から出力されるデータを正しく表示、評価するためのコントロールが追加されました。