MARI 4.5 がリリースされました!

Mariの新しい Materials System により、複雑なヒーローアセットに使われる、これまでと同じ業界標準のパッケージで迅速にハイボリュームのアセットを作成できるようになりました。
Mari: 背景やヒーローアセット、あらゆるアセットに対応可能なペイントツール

Mari 4.5 主要な新機能

MariにMaterials Systemを搭載

Mariは常に高品質のヒーローアセットの作成に優れていました。今回のバージョンでは、この強力なペイントパワーに加えて、これからはより単純なハイボリュームアセットを素早く簡単に作成できるようになりました。新しいワークフローでは、ゼロから始めなくても、マテリアルプリセットを使用してアセットのルックを描くことができます。

マテリアルセットアップを簡単に共有

新しいプロジェクトで使用するために、孤立したマテリアルのセットアップをチーム間で簡単に共有することができます。マテリアルを複製するために必要な要素は、ソース画像を含めてすべて単一ファイルにバンドル化されます。チームメンバーは少ないクリック数でそのマテリアルを使う作業を始めることができます。時間を節約し、ネットワーク上のファイルを検索する手間を省きます。

数千ものテクスチャセットのインポートと利用

今回のバージョンより、Mariは任意のテクスチャマップのセットを即座にインポートしてMariのマテリアルプリセットに変換できるようになりました。Material Ingest Toolは、プリセットを作成し、コントロールを設定し、すぐに使えるようにMariのシェルフにすべてをロードして、ユーザーのマテリアルライブラリを継続して増やすことを可能にします。

マテリアルのシンプルレイヤー機能

レイヤースタックのアプローチを好まれるユーザーのために、Mariの既存のレイヤ―システムに新しいMaterialsワークフローが導入されました。アーティストはマテリアルのプロパティや各コンポーネントのビジビリティ、そしてグローバルマテリアルのビジビリティを一箇所から制御することができます。メタルの上にペイント、ペイントの上に砂埃といった、ご希望の外観を直接簡単に作成することができるようになりました。

マテリアル調整の完全なコントロール

スタック中のすべてのレイヤーに影響することなく特定のチャネルの調整を行えます。マルチチャネルの挙動を新しいグループレイヤー機能に拡張することにより、チャネルの他のレイヤーとは別にマテリアルの流れを編集することを可能にしました。これにより、外観に対する完全なコントロールを保ちながら、より創造的な自由を提供します。

新しい Arnold™ シェーダ

オートデスク社が提供する新しいシェーダは、Arnoldレンダリングエンジンを使用するアーティストに対して、最終結果で作品が正しく表示されるよう高い信頼度を持ちながらMariでのテクスチャのペイントを可能にします。これにより、MariとKatanaにおけるフィードバックループを減らします。

ノードグラフで更なる操作を

ノードグラフでこれまで以上に複雑なコントロールができるようになりました。Groupsノードは追加の任意データのストリームのため複数の出力ポートに対応します。一列のプロパティを使用してギズモやマテリアルのノブをより簡単に作成でき、アーティストはセットの一つを接続する際に直観的に複数のポートを自動的に接続できます。

複数出力のGROUPノードに対応

Groupノードは複数のマテリアルチャネルや任意のデータストリームのため複数の出力ポートに対応し、より複雑なワークフローを開放します。

数千ものテクスチャの独占割引価格!

Mariの新しいMaterials Systemのリリースを祝い、Foundry社は人気のテクスチャプロバイダと手を組み、数千ものPBRマテリアルの割引価格を提供します。こちらをクリックして、あなただけのMariマテリアルライブラリを構築しましょう!(英語サイトに移動します)