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Houdini 18.5 実践初級講座

Houdini のベテランアーティストによる実践的な初級講座を開催いたします。 この講座は、プロが作成した実践的な内容で構成されています。

講座の内容は、初学者にも理解できるように、座学とハンズオンを折り込みながら、重要な項目を、1つ1つ丁寧に解説します。

最低限この内容を知っていれば、Houdiniの制作には戸惑わないレベルを目指します。

操作について、実践講座という性格上、どうしても使用しなければならない、スクリプトなどは事前に用意をしています。また、当日の講座には、アシスタントが常駐していますので、分からなくなったところをすぐに確認することができます。

但し、Houdiniの操作に慣れていない方や初めてHoudiniを触れる方を対象に、当社で作成した「これから始める Houdini ロケット編」の動画およびデータを提供致しますので、当日までに操作方法やHoudniの概念をご理解頂ければと思います。(当日は、Houdiniの概要やUIの操作手順の説明などは、省略致しますので、ご了承下さい。)

[動画 & データを事前にご提供]
これから始めるHoudini ロケット編 [18.5 改訂版]

Houdiniの操作に慣れていない方や初めてHoudiniに触れる方は「これから始めるHoudini ロケット編」で事前に操作方法や概念をご理解頂ければと思います。

こちらはHoudiniをこれから学習するという方に最適なトレーニングです。Houdiniを触ったことのない方のために、モデリング、アニメーション、マテリアル、レンダリングの一連のシーン作成の流れを操作しながら紹介します。

これから始めるHoudini ロケット編 詳細はこちら

イベントタイトル Houdini 18.5 実践初級講座
開催日時 全2回 ※終了しました
第1回目 2021年6月3日(木) 14:00~17:30 (3時間30分)
第2回目 2021年6月4日(金) 14:00~17:30 (3時間30分)
対象者 ・Houdiniを始めて、1年前後の初学者
・Houdiniを体系的に理解したい方
・初心者から次の1歩を踏み出せない方
・チュートリアルなどで学習してきたが
・伸び悩みに直面している方
使用ソフト Houdini 18.5
内容

Houdini18.5 実践初級講座 ダイジェスト版

1日目 (6月3日[木])

環境設定

  • 講座用のHoudiniの作業環境・プリファレンスの設定

Houdini Digital Asset (HDA)

  • デフォルトHDA のTest Geometry:Cragを使ってHDAの管理、改良について紹介
    • HDAとは
    • Test Geometry:Cragの構成内容の紹介
    • セミナー用に改良、変更している設定内容と、その目的を解説

アニメーション

  • Cragのアニメーションのタイミングを変更する
    • TimeBlendSOPをモデルやポイントに追加して元のアニメーションを編集する
    • Animation Editorを使用してアニメーションを編集する
  • Cragに合わせたカメラのキーフレームアニメーションの設定
    • キーフレームアニメーションの設定方法

プロシージャルモデリング

  • Grid SOPとMountain SOPを使用した簡単な地面の作成
    • より地面らしい見た目のものを作成する
  • OpenVDBを使用してシームレスな形状の壺を作成する
    • Houdiniのモデリングで使用するノードの紹介

グローエフェクト

  • Cragのグローエフェクトの追加
    • 足元の地面から出てくる光のエフェクトをCircle2つをベースに作成する
    • 光のエフェクトが地面に沿って発生するように設定する
    • 地面の形状が変わった際に追従して変形するように設定する
  • ハンマーへの軌跡エフェクトの追加
    • ハンマー部分のアニメーションのデータを抜き出して加工する

カメラ・ライトの設定レイアウト

  • カメラについて
    • 各カメラの紹介
    • Cragを追いかけるカメラをコンストレイントで設定する
    • 複数のカメラをSwitcherで切り替えられるように設定する
  • シーン内で使用しているライトの紹介

プロシージャル・エフェクトアニメーション

  • VOP(VEX)を使用した複雑なアトリビュートワーク
    • Cragの出現消失エフェクトの追加
      • モデルに沿わせたエフェクトを作成する
      • 作業用とレンダリング用のデータを用意する方法と利点について紹介
  • 地面にCragの足跡をつける
    • モデルとその動きを基に別のジオメトリをへこませる
    • Visualizersを使用してアトリビュートをビューポート上で確認する
    • 足元の周りの土が盛り上がるように追加で設定する

2日目 (6月4日[金])

SOPレベルでのシミュレーション

  • 壺を割るRBDシミュレーション
    • VoronoiとBooleanを併用した破片の作成
    • 破片の断面に凹凸を追加する2つの方法の紹介
    • BulletSolverSOPを使用してシミュレーションする
    • 低解像度モデルで行ったシミュレーションの結果を高解像度モデルへ適用する
    • シミュレーションの前と後でモデルの差し替えを行う方法
  • マントのCloth(Vellum)シミュレーション
    • マントのモデリング紹介
      • Cragの出現に合わせて出現するように設定する
    • シンプルなグリッドで行ったシミュレーションの結果をマントのモデルに適用する

Flipbookでのプレビュー

  • ここまでのアニメーションの作業をリアルタイムで確認する

マテリアル設定

  • マテリアルの割り当てを行ういくつかの方法を紹介
  • VOPでのカスタマイズ
  • SOPのアトリビュートを利用したマテリアル
    • Cragで地面をへこませたときのアトリビュートを使用する
    • 壺の文字部分のアトリビュートを使用する

Mantraレンダリング

  • MantraROPの設定
    • SOPのアトリビュートを利用したExtra Image Plane出力
      • コンポジットでの調整で使用できるような素材として出力する
    • BundleList、TakeListの紹介
      • BundleListでオブジェクト毎に分けてレンダリングする
      • TakeListでレンダリング設定等を変更してレンダリングする
      • 素材毎に必要なオブジェクト/設定を分けてレンダリングする
    • Cryptomatteの追加方法の紹介
    • ROPネットワークをつなげることでの一括レンダリング

 


※内容に関しましては、予告なく変更する場合がありますので、予めご了承ください。

講師紹介

畑田 博史 様

株式会社三和映材社 ポスプロ部でCG制作を担当。
Houdini 1.0 からのユーザーで、インディゾーンにて Houdini 初級講座、プロシージャル基本講座およびダイナミクス基本講座の専属講師をしている。

会場 Zoom ミーティング (オンライン)
受講料 11,000円(税込)
受講特典 ・[動画 & データを事前にご提供] これから始めるHoudini ロケット編 [18.5 改訂版]
・当講座で使用するデータ(.hipファイルおよび関連ファイル)
定員 20名
お申込方法 お申込ページより、必要事項を記入して送信して頂きます。「E-mail」は受信確認メールをお送りするのに必要となりますのでお間違いのないようご入力ください。
主催
協賛
Houdini について
Houdiniは、優れたパフォーマンスと飛躍的で使いやすい新機能を併せ持ち、あらゆるCGプロフェッショナルに、パワフルで使いやすい3Dアニ メーションのユーザエクスペリエンスを提供します。CG業界のUI標準に合わせて設計された新しいユーザインターフェースにより、制作時間を大幅に削減し、プロダクションパイプラインの柔軟性を高めるパフォーマンスを享受することができます。
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