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Houdini 20 Water Explosion

今回のセミナーでは、水上爆発のエフェクトに焦点を当てて解説します。ほとんど水しぶきで構成される現象のため、水を極力メッシュとして表現しないように工夫する必要があり、そのためのセットアップについて学んでいきます。最後は海面含むシーン全体をKarmaレンダラーを使用してレンダリングし、Houdini 20 より搭載された新しいHoudini Procedural: Ocean LOPなども合わせてご紹介します。

セミナータイトル Houdini 20 Water Explosion
開催日時 2023年11月24日 (金) 15:00~17:00 (2時間 途中休憩あり) ※修了しました
対象 HoudiniのFlip fluidの機能を使用した水上爆発エフェクトの作成に興味がある方
内容
1. 概要

今回題材とするシーンに関する説明と本日のゴール

  • 水上爆発の構成要素
  • 題材シーンの紹介/概要
2. 爆発エフェクトの作成

Flip fluidシミュレーションを中心に作成していくため、パーティクルのエミッターが必要です。どのようにエミッターを作成する必要があるのか解説します。

  • エミッターの作成
  • Flip Fluidのセットアップ
3. 水面(シミュレーション領域)の作成

現実の水上爆発が発生した近辺では、衝撃波や白波が発生します。ポリゴンから構成されたサーフェスでは表現が難しいので、Flip fluidのタンクシミュレーションを活用します。

  • Flip Fluid(Tankの場合)の設定方法
  • 白波などのセットアップ
4. 水面(デフォーメーション領域)の作成

遠方まですべての水面をシミュレートする場合、膨大な計算時間がかかります。シミュレーションを行う領域と、行わない領域を分けることで計算コストを削減できます。そのためここでは、Houdini搭載のOceanツールを使用します。

  • Oceanツールの使い方
  • ディスプレイスメントの書き出し
5. シーンのレンダリング

Houdiniでは従来から搭載されているレンダラーとしてMantraがありますが、Houdini19.5以降では海洋のレンダリングに関して、Solaris内でシーン構築できるよう強化されつつあります。Houdini20では、Houdini Procedural: Ocean LOPを使用して、よりスムーズに海洋シーンをレンダリングできるよう強化されました。

  • Houdini Procedural: Ocean LOP
  • シェーディング設定について
6. 質疑応答
会場 Zoom ウェビナー (オンライン)
受講料 無料
お申込方法 以下「お申込みはこちら」のリンク先、Zoom ウェビナーページよりお申込みください。
主催
協賛
Houdini について
Houdiniは、優れたパフォーマンスと飛躍的で使いやすい新機能を併せ持ち、あらゆるCGプロフェッショナルに、パワフルで使いやすい3Dアニ メーションのユーザエクスペリエンスを提供します。CG業界のUI標準に合わせて設計された新しいユーザインターフェースにより、制作時間を大幅に削減し、プロダクションパイプラインの柔軟性を高めるパフォーマンスを享受することができます。
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