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Houdiniの流体シミュレーションで洪水を再現してみよう

今回のセミナーではHoudiniで水の表現を行うための方法を学ぶため、街を流れる洪水のシーンを作成します。水の表現を作成したいが、そのためにはどのような要素が必要で、どのようなワークフローで組む必要があるのかを学んでいただくことを目的としています。

水と障害物を衝突させる、衝突したときにしぶきが発生する、水が流れ続けるなど水のエフェクトを作成する上ではいくつか共通項があります。これらはより複雑なシミュレーションをセットアップする際にもベースとなります。

その他にも、レンダリングに備えてどの段階でシミュレーションキャッシュを作成するべきか、また一括でキャッシュファイルを保存する方法など、知っておくと便利なセットアップも紹介します。

セミナータイトル Houdiniの流体シミュレーションで洪水を再現してみよう
開催日時 2023年3月27日 (月) 14:00~17:00 (3時間 途中休憩あり) ※終了しました
対象 Houdiniを使用した水のシミュレーションのワークフローに興味のある方
内容
1. 概要

Houdiniでは表現したい流体表現に応じて使用する機能が異なります。ここでは流体を表現するためにどのような方法があるのか、全体像を見ていきます。

  • Houdiniで流体を表現する方法
  • パーティクル流体とは
  • ワークフローの説明
2. 前準備

目的のシミュレーション結果を得るために、まずは水の発生位置を決める必要があります。単に発生位置としての情報だけでなく、水のスピードを制御するためにも必要となります。

  • OpenVDBボリュームを使用してエミッターを作る
3. ベースシミュレーションの設定

水の動きを再現するためパーティクルを用意します。この後の工程で使用するベースのデータとなります。

  • パーティクルを発生させる
  • パーティクルの発生領域を決める
  • パーティクルからポリゴンへ変換して水面を作る
4. 水しぶきの作成

水を表現する大切な要素として、泡や水しぶきがあります。現実世界でこれらは単純な水の質感と異なり白く見えることからホワイトウォーターと呼ばれることがあります。Houdiniでどのように泡や水しぶきを作るのか説明します。

  • 水しぶきを作る準備
  • 泡と水しぶきのシミュレーション
5. マテリアル設定

一言で水と言ってもいくつかの要素から構成されています。もちろん要素ごとのシェーディングやその他微調整が必要です。ここではどのような調整を行うことでよりリアルにすることができるのか説明していきます。

  • ホワイトウォーターを要素ごとに分ける
  • パーティクルのスケールの調節
  • シェーダーの割り当て
  • レンダリング
6. 質疑応答
会場 Zoom ウェビナー (オンライン)
受講料 無料
お申込方法 以下「お申込みはこちら」のリンク先、Zoom ウェビナーページよりお申込みください。
主催
協賛
Houdini について
Houdiniは、優れたパフォーマンスと飛躍的で使いやすい新機能を併せ持ち、あらゆるCGプロフェッショナルに、パワフルで使いやすい3Dアニ メーションのユーザエクスペリエンスを提供します。CG業界のUI標準に合わせて設計された新しいユーザインターフェースにより、制作時間を大幅に削減し、プロダクションパイプラインの柔軟性を高めるパフォーマンスを享受することができます。
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