Houdiniを学び始めたものの、Houdiniを使うと何ができるのか分からないという方のためのセミナーです。Houdiniデスクトップの使い方から簡単なモデリング、簡単なシミュレーション方法まで順を追ってご理解いただける内容となっております。
今回のセミナーではキャンドルを題材として、モデルをプロシージャルに作成します。Houdiniはポリゴンモデリングだけでなく、ボリュームと呼ばれるデータ形式を使用してモデリングを行うことができ、より複雑な形状を再現したいときに重宝されます。
また、プロシージャルに作成したモデルに対してバリエーションを付け、大量に配置することもHoudiniの得意とするところです。モデリングで使用したボリュームデータは別の用途で使用することができます。今回はキャンドルの炎を簡単にセットアップしてみます。最後に、マテリアルの設定、ライティング を行い、Karma レンダラーを使用してレンダリングを行う流れをご紹介します。
セミナータイトル | Houdiniでプロシージャルにキャンドルを作ろう! |
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開催日時 | 2022年12月16日 (金) 14:00~17:00 (3時間 途中休憩あり) ※終了しました |
使用バージョン | Houdini19.5.408 |
対象 | Houdiniを触り始めた初心者の方 |
内容 | 1. Houdiniデスクトップの紹介初めに、Houdiniのデスクトップレイアウト、各種ツールやウィンドウの使い方をご紹介します。
2. キャンドルのモデリング (パターン1)ここでは、よく目にする円柱状のキャンドルをモデリングしていきます。キャンドルは火をつけると、熱によって溶けていきます。溶けたロウは、キャンドルの側面に滴る際に冷えて固まります。これを繰り返すことで、火をつけてからある程度時間が経ったキャンドルは複雑な形状になります。HoudiniにはOpenVDBと呼ばれるボリュームデータをモデリングに使用することができ、複雑な形状の生成に役立ちます。
3. キャンドルのモデリング(パターン2)パターン1では、ボリュームデータを使用することで、溶けているキャンドルの形状を再現しました。溶けたキャンドルの形状を再現する方法は1つだけではありません。 ここでは、Houdini19.5から新しく追加されたFlip Solver SOPを使用して再現を行う方法をご紹介します。
4. 炎の追加Houdiniには炎や煙をシミュレーションするPyroと呼ばれる機能が備わっています。最近は少ないノード数でも簡単にセットアップを行えるようになりました。ここでは、キャンドルの揺らめく炎を作成していきます。
5. キャンドルをプロシージャルに配置するHoudiniはオブジェクトの大量配置を簡単にセットアップできます。例えばロゴに沿ったり、文字に沿って並べたりといった操作や、大きさをランダムに切り替えてあげることもできます。
6. レンダリングの方法レンダリングを行うためには、マテリアル設定、ライティング、カメラの設定が必要です。HoudiniにはSolarisと呼ばれるシーン作成の便利なツールがあります。今回はSolarisとKarmaレンダラーを使用して、画像を出力してみます。本章では、そのセットアップの流れについて学びます。
7. 質疑応答 |
会場 | Zoom ウェビナー (オンライン) |
受講料 | 無料 |
お申込方法 | 以下「お申込みはこちら」のリンク先、Zoom ウェビナーページよりお申込みください。 |
主催 | |
協賛 |