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2018年07月19日

Pixar社より、RenderMan 22 がリリースされました。

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Incredibles 2 ©Disney/Pixar
Pixar Animation Studios社がRenderMan 22をリリース
インタラクティブな性能と最高水準の機能を搭載

カリフォルニア州エメリービル - 2018年7月18日 - Pixar社は本日、アカデミー賞を受賞したアニメーションおよびVFX向けの3Dレンダリングソフトウェアの最新バージョン、RenderMan® 22 をリリースいたしました。今回のメジャーリリースは、アーティストの生産性、データ管理の改善、機能の向上に焦点を当てています。バージョン22では、新しいアーティスティックなコントロールを搭載したフォトリアリズム、インタラクティブ性の強化、そして長編映画向けの強固なスケーラビリティーを実現することによって、プロダクションレンダリングを再定義しました。

コアアーキテクチャ(基本設計)をメジャーアップデートしたことにより、RenderManはパイプラインにおける全ての段階で「ライブレンダリング」に対応可能になり、迅速なアーティストのイテレーションへ流れるようなフィードバックを提供します。インタラクティブワークフローに対するこれらのめざましい改善により、映画製作全体で新しい種類のコラボレーションが可能になり、伝統的なパイプラインが一変することになります。また、最新リリースには、『ファインディング・ドリー』、『カーズ/クロスロード』、『リメンバー・ミー』、『インクレディブル・ファミリー』を含むPixar社のアニメーション長編映画で使用された高度なライティングテクノロジーも含まれています。Pixar社の研究開発は、優れた画像をより高速に生成するための重要な新機能を提供しました。また、シーン管理用の新しい技術であるUSD(Universal Scene Description)もPixar Animation Studios社で開発され、RenderManの最新バージョンではその基礎原理が提供されます。

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Incredibles 2 ©Disney/Pixar

Autodesk社のMaya、Foundry社のKatana、そしてSideFX社のHoudini向けのRenderManアーティストツールは、バージョン22において全て包括的に更新されました。これらのアップグレードにより、ライブレンダリングがより高速化且つより強固になるだけでなく、モデリング、アニメーション、グルーミング(ヘアーとファー)など全く新しい種類のインタラクティブな編集にも対応するようになりました。さらに、マテリアル、ライト、テクスチャを簡単に共有するために、RenderManのPreset Browserとマテリアルのライブラリが全てのブリッジ製品に同梱されるようになりました。新しいMayaとKatanaのインターフェースは即入手可能で、Houdiniへの統合もまもなく入手可能になります。

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「新しいRenderManのテクノロジーは、既に我々のパイプラインを変化させています」とPixar社CTOであるSteve May氏は話します。「我々は、インタラクティブ性とスケーラビリティーをフル活用するように移行しています。RenderManを直にPixar社のUniversal Scene Descriptionと統合させると、新しいワークフローオプションが開花するようになります。RenderManは、USDを採用する方向へと急速に進化している業界において、重要な役割を担うことになるでしょう。」

「大規模なプロダクションにとって、アーティストの自由と生産性はどちらも重要課題です」とSVP Technology & Infrastructure, Production ServicesのDamien Fagnou氏は語ります。「MPC FilmがRenderManを選んだ理由は、実際の作品で必要とするものが常に推進されており、最新リリースにそれが反映されているからです。素晴らしくアーティスティックな多様性、スケーラブルな生産性、そして、メジャーな長編映画にとってパイオニア的なビジュアルを実現するチームを支える独創的なテクニカルソリューションを提供するプラットフォームです。」

「RenderManは、スタジオとしてユニークな方法での革新を可能にします」と語るのは、Atomic Fiction社のファウンダー兼VFXスーパーバイザーのKevin Baillie氏です。「結果的に、ディレクターのビジョンより有効な方法で実現することができます。バージョン22は、私の意見ですが、作業にとって既に最高のツールです。実際に使うのが楽しみです!」

Pixar社は、バンクーバーで開催されるACM SIGGRAPH 2018カンファレンスでの一連のプレゼンテーションにおいて、RenderManの新バージョンのデモンストレーションを行う予定です。

RenderMan バージョン22は、メンテナンス契約が有効なお客様は、本日から renderman.pixar.com にてダウンロード入手が可能です。RenderManの新規ライセンス(初年度メンテナンス含む)は1本税別101,500円、年間メンテナンスは税別30,000円です。今回の新価格には、市場の調整とPixarのRenderMan開発への増資が反映されています。数量割引もご用意しています。非商用プロジェクトに関わる研究者、個人のアーティスト、学生の方は、SIGGRAPH後すぐにリリースする非商用版RenderManへのアクセスが可能です。RenderMan はこちらからご注文頂けます。より詳しい情報はrenderman.pixar.com をご覧いただくか、こちらへお問い合わせ下さい。

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Incredibles 2 ©Disney/Pixar

 

RenderManについて

RenderManはハリウッド映画において、実写合成やリアリティを優先したプロフェッショレンダラーです。常にトップクオリティが求められるハリウッドニーズと技術が凝縮しています。RenderManは特に3Dアニメーションと視覚効果(VFX)のレンダリングにおいて大きな目標を達成するために設計されました。その結果RenderManは高速で効率よく最先端の機能を提供すると共に複雑なジオメトリを大量に取り扱うことができます。

>> Renderman の詳細・ご購入はこちら

Pixar Animation Studios社について

Pixar Animation Studios社は、The Walt Disney Company社の全額出資子会社であり、コンピューターアニメーション分野において世界有数の技術力、創造性、製作力を揃えた、アカデミー賞® を受賞した映画制作スタジオです。北カリフォルニア州のスタジオにおいて、『トイ・ストーリー』『モンスターズ・インク』、『カーズ』、『Mr.インクレディブル』、『レミーのおいしいレストラン』、『ウォーリー』、『カールじいさんの空飛ぶ家』、『トイ・ストーリー3』、『メリダとおそろしの森』、『インサイド・ヘッド』、『リメンバー・ミー』を含む、いつの時代においても愛され成功を収めてきた数々のアニメーション映画を製作してきました。これまで35のアカデミー賞®を受賞し、現在までに世界中の映画館での興行収入は110億ドル以上です。Pixar社の第20作目となる『インクレディブル・ファミリー』は、2018年6月15日(米国公開)に劇場公開されました。

投稿者 INDYZONE : 2018年07月19日 17:00

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