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2015年07月16日

RenderMan 20 新機能紹介

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RenderMan 20

最終的な品質のショットや
画像の生成を加速

Created by Dylan Sisson © Disney/Pixar

RenderMan 20 新機能紹介

概要

RenderMan 20は、RenderManのRIS技術に数多くの重要な進歩を実施したメジャーリリースです。特にアニメーションおよびVFX向けに開発された最新バージョンは、パイプラインの加速化と、アーティストに対するよりクリエイティブなコントロールの提供に重点を置いています。

Denoiser

一般的には、物理ベースのレンダリングにおいて完全にノイズのない画像を生成するためには、レンダリングに時間がかかることがあります。しかし、元々はDisney社で開発されたRenderManの新しいノイズ除去技術では、最高品質の画像を生成している間のレンダリング時間を劇的に軽減させることができます。これによって少ないサンプル数でより高速にレンダリングを行うことができるようになり、その結果、最初はノイズが多かった画像をDenoiserによって透過的にフィルタリングすると、ハイクオリティな最終画像が生成されます。それどころか、Denoiserにはレンダリング時間を一桁以上短縮することができ、極度なモーションブラーや被写界深度のついたショットを処理することができます。ついに「すてき」ボタンが付きました!
さらに読む(英語)

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ノイズ除去した画像は、少ないサンプル数でも高速にレンダリングすることができます。

Visualizer Integrator

Visualizerは、一つのシーンをRenderManが「見たまま」のジオメトリとして表示するための新しいインテグレータです。ワイヤーフレーム、サーフェスのパラメータ化、法線などを表示し、ターンテーブルやポートフォリオ向けに便利です。さらに、高機能なVisualizerは、特に複雑になりそうな大きなシーンにおいて、インタラクティブにレンダリングを行うための高速なフィードバックを提供します。Visualizer上でシンプルに切り替えて、カメラの配置や被写界深度へのダイアルイン、モーションブラーの調整を即座に行うことができます。

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Visualizer インテグレータは、デバッグや高速なインタラクティブなカメラの配置に役立ちます。

Marschner Hair

RenderManには、今回より長編映画作品向けにPixar Animation Studios社で開発された、ヘアーやファー用の特別なRIS Bxdfを搭載しています。このシェーダはPixar自社の制作用に開発およびテストしていたため、Marschner Hairシェーダは文字どおり、映画品質のレンダリング結果を生成することが可能です。ヘアーをシミュレーションするためのこのアドバンスモデルは、最大限にリアルな結果を作成するための独自の後方散乱コントロールを含む、4つのスペキュラコンポーネントを提供します。

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Pixar社のプロダクションHair Shaderを使ったMaya Furのレンダリング

Physical Camera

現実には完璧なものはありません。RenderManの新しいPhysical Cameraは、実際のカメラの不完全性を包含します。これにより、ティルトシフトフォーカス、レンズの歪み、色収差、口径食などから光学プロパティを完全にシミュレートします。

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Physical Cameraは、現実世界の光学的な不完全性のシミュレーションが可能です。

直観的なHoldout Workflow

実写化におけるCGIエレメントのコンポジットは、VFX制作においてきわめて重要で、RenderManの新しいHoldout Workflowはこの処理をシンプルにし、インタラクティブレンダリング中に背景プレートと合わせるためのシャドウ、反射、その他のエレメントのキャプチャが容易になります。

新しいLights、Light Localization、API

バージョン20は、RenderManのライトを大幅に進化させました。使いやすいDaylight Shaderを含む新しい洗練されたライトシェーダは、RISモードに対して提供されます。ライトのローカライゼーションは、複数の直接光に対してノイズを除去することができる新しいモードであり、最終的にライトのカスタマイズがライトフィルタプラグインに対する新しいAPIと共により簡単になりました。

Volumes & Maya Fluids

ボリュームのパフォーマンスは、ボリュームをオーバーラップさせる機能を含むRenderMan RISで強化されました。密度変化、アルベドのボリュームなどは、物理的に正確な結果を得るためにネスト化されることがあります。さらに、RenderMan for Mayaは、RISでMaya Fluidsに対応するようになりました。

 

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投稿者 INDYZONE : 2015年07月16日 17:58

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