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2011年08月05日

Siggraph 2011にて、Thinkbox Software社はKrakatoa MX 2.0を発表します

スタンドアロン版クロスプラットフォームのボリューメトリック パーティクルレンダラ
「Krakatoa SR 2.0」も同時に公表

2011年8月1日 カリフォルニア州ロサンゼルス発 - 本年 カナダ バンクーバーにて開催されるSIGGRAPH 2011で、Thinkbox Software社は、新機能とパフォーマンスの改善を実施した、膨大なパーティクルレンダリング、操作および管理ツールキットの最新版Krakatoa MX 2.0の公開を致します。同社は、 Linux、Windows、Mac用にスタンドアロン版クロスプラットフォームのパーティクルレンダラKrakatoa SR 2.0も同時に発表します。

Krakatoa MXは、Autodesk 3ds Maxの中でパーティクルの取得、キャッシング、修正、変形、シェーディング、およびレンダリングをするための効率的なパイプラインを提供します。これにより、アーティストは無類の形状表現で自然現象や固体オブジェクトを再現したり、あるいは抽象的なイメージを作成することが可能です。バージョン2.0の主な新機能は次のとおりです。

  • Hairレンダリングのサポート - Krakatoa MXでは、3ds MaxのHair&Fur、Hair Farm、および通常のベジェ スプラインをパーティクルに変換することが可能です。専用のPRT Hairオブジェクトは、オプションの描画による特徴的なパーティクルの分布や、Krakatoa Channelモディファイヤを使用したヘアシェーディングの高度な調整機能を提供します。また、Krakatoa MXはヘアのレンダリングに特化した2種類の新しいシェーディングを提供し、高度なコンポジット調整のためのレンダーエレメンツに対応します。

  • 新しい環境効果 - Krakatoaは、レンダリング時にパーティクルのデータをポイントとボクセルの双方の描画に対応し、バージョン2.0から新しい環境効果により、3ds Max標準スキャンラインレンダラ、Chaos Group社のV-Ray、Cebas社の finalRenderを含む、3ds Maxの環境効果に対応する、他社製レンダラの中で直接的にボクセルのレンダリング結果と統合が可能となりました。

  • より速く、より強力なMagmaシステム - 完全にリファクタリング(※)されたMagma 2.0には、モディファイヤ毎に複数の出力ノード、ノード毎に複数出力ソケット、デフォルトの入力値および改良されたデバッグ機能が導入されました。また、高度なテクスチャマップのサンプリングやシーンオブジェクトのプロパティへのアクセス、プロクシのパーティクルデータのサンプリング機能などを含む、多彩な新オペレータが含まれます。

    ※リファクタリングは、プログラムの外部的動作を変更することなく、内部構造としてのソースコードの変更を行います。

  • PRT Creatorによるフラクタルデザインの生成 - バージョン2.0では、Magmaチャンネルの編集機能と組み合わせることにより、複雑なパーティクルの配置やアニメーションをプロシージャルに生成する新しいPRT Creatorオブジェクトが導入されました。

  • 全体的なパフォーマンスの改善 - Krakatoa PRT Loaderは、利用可能な全てのコアを使用することにより、複数のパーティクル ファイルのシーケンスを並列で読み込むことが可能です。これにより、SSD(シリコンディスク)やFusion-ioカードなどの高速ドライブからの読み込みを大幅にスピードアップさせることができます。レンダリングの全ての工程におけるマルチスレッド処理も最適化され、全面的に高速化しました。

Krakatoa SR 2.0 登場
Krakatoa SRはLinux、Microsoft Windows、Apple OSX用の新しいスタンドアロン版ボリューメトリックパーティクルレンダラです。パーティクルデータ交換用に、 RenderMan C言語仕様の洗練されたPythonベースのシーン記述インターフェイスから、オープン形式のThinkbox PRTファイルを使用して、Autodesk Maya、The Foundry社のNuke、Side Effects Software社のHoudiniのような任意の3Dコンテンツ制作アプリケーションと連携させることができます。

Krakatoa SRは、ポイントまたはボクセルのパーティクル描画モードを提供します。これは各パーティクルの光の散乱と発光、吸収に対応します。全ての処理工程においてマルチコアシステムと64bit演算処理に完全対応し、数百万ものパーティクル群を効率的に取り扱うことが出来ます。

Krakatoa MX 2.0の出荷開始は今秋を予定しており、Krakatoaのサポート契約が継続中のお客様には、無償で提供されます。Krakatoa SRについても同時期の予定で スタンドアロン製品として提供されます。価格は1ノードにつき、希望小売価格 62,370円(税込み)となります。

 

SIGGRAPHでのKrakatoa MX 2.0とKrakatoa SR展示場所
Thinkbox社は、SIGGRAPHの展示会から近い(展示会場ではありません。)Fairmont Pacific Rim HotelのGold LevelのスイートにてKrakatoa MX 2.0とKrakatoa SR の最新版をご覧頂けます。デモンストレーションでは、SuperMicro社よりご提供頂いた超高性能のワークステーションを使用し、最新ソフトウェア 2.0から数十億ものパーティクルを一度にレンダリングする性能を披露致します。

デモの予約および詳細につきましては、インディゾーンまでご連絡下さい。

KrakatoaはThinkbox Software Inc.の商標または登録商標です。
他のすべてのブランド名、製品名、および商標はそれぞれの所有者に帰属します。

Thinkbox Software社について
Thinkbox Software社は、エンターテイメント、エンジニアリング、デザイン分野に携わるビジュアル アーティストに向けてクリエイティブなソリューションを提供します。高ボリュームのパーティクル レンダラのKrakatoa、レンダーファームの管理ソフトウェアのDeadlineやパーティクルからメッシュを生成するFrostの開発元として、Thinkbox Software社は、プロダクションにおける課題を優秀なサポートチームと直感的で、丁寧に設計されたソリューションを用いて解決します。アーティスト主導の会社として、私たちはアーティストの作業環境の管理に役立つツールを作成し、新たな世界を創造し、リアリティを追及するためのツールをご提供いたします。Thinkbox Software社は、Frantic Filmsの設立者であるChris Bondにより、2010年に設立されました。
Thinkbox Software社の公式サイト: http://www.thinkboxsoftware.com

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株式会社インディゾーンについて
 インディゾーンは、当初3次元グラフィックスワークステーションであるシリコングラフィックス(SGI)社のワークステーションユーザーの為の周辺機器とサービスを行う会社として1996年5月に設立されました。 現在のビジネスの主体は上記の周辺機器中心から徐々に、HP社ワークステーションおよびWindows、Apple社MacintoshベースのCGおよびノンリニア編集システムや各種映像装置の販売・保守を中心に、インターネット上のオンラインショップ及びWebコンテンツの制作業務を行っています。近年では3DCGソフトであるカナダのSide Effects社のHoudini日本国内総代理店やPixar Animation Studios社のRenderManの正規国内販売店及び英国The Foundry社の3DコンポジットツールNukeの日本代理店などのクリエイターに人気の高い製品や立体視メガネやディスプレイといったVR(バーチャルリアリティ)製品などの販売を通じて業界内で確固たる地位を確立しています。

 

投稿者 INDYZONE : 2011年08月05日 11:44

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